住宅ローンは銀行・信用銀行・JA等で様々なサービスが出ていて
一体どれを選んだらいいのでしょうか?
初めて家を買う場合にもどこにすべきか悩みますが、
今回は借り換えに有効な住宅ローン選びを考えてみたいと思います。
住宅ローンと数年?長年付き合っていくうちに
いつかのタイミングで考える方が多い住宅ローンの借り換え。
住宅ローンの金利はもちろん重要なポイントとして、
付帯する他のサービスを大まかに5点チェックポイントを
挙げてみましたので確認してみてくださいね。
1.保証料がかからない
保証料がない、というのはとても重要です。
期間30年×3,000万円だと60万円以上かかってしまうのが保証料です。
たとえば30万円のコストを削減するのに、保証料が60万円もかかってしまうことも・・。
保証料は金利に換算すると「毎年0.2%」と言われています。毎年0.2%!
保証料がかからない金融機関を選びましょう。

2.フラット35は団体信用保険料が別
長期固定金利が魅力的なフラット35。
最近は借り換えにも対応してくれるようですが、気をつけないといけないのが、
表面金利に含まれない「団体信用保険料」です。
通常の住宅ローンは「保険料込み」なので特に意識することはないですが、
フラット35はこれが「別途」なので要注意。
団体信用保険を金利に換算すると「毎年0.3%」くらいとなります。
毎年0.3%!表面金利だけで判断してはいけませんね・・・。

3.繰上返済が簡単で無料がいいね
繰上返済の利便性と手数料ですね。
「最もオトクな資産運用は住宅ローンの繰上返済である」と言われるくらい、
繰上返済はメリットがあると言われています。
繰上返済を進めれば進めるほど、元本も利息も減っていきます。
借り換え よりもオトクな場合もありますね。
・ネットから1円単位で繰上返済できること
・繰上返済手数料が無料であること
と良いですね。
ただし、繰り上げ返済には注意点も。
利息が気になるからと、頑張って無理な返済をすると
月々の返済が苦しくなってしまいます。
まだお子さんの学費がかかる等、
住宅ローン以外にかかる費用を把握している場合は
その期間は「現状維持」という選択もあります。
また、住宅ローンの金利よりも高い金利でお金を運用できるところに
預けられる術をご存じの方は無理に住宅ローンを繰り上げ返済しないで
良いと言えます。
元々繰り上げ返済をするという考えは
将来手元に残るお金を多くするためですから。

4.疾病保障付
最近、話題なのが疾病保障付の住宅ローンです。
借入時に対象の病気になった場合に、住宅ローンの残高が0になるという安心の住宅ローンです。
でもどれだけ安心でも金利が高くなってしまっては元も子もありません。
大手銀行などは大体「毎年0.3%」くらいかかるようです。毎年0.3%!
それなら別途、生命保険に入ればいいですよね?
疾病保障が「無料」の住宅ローンを選びたいものです。

5.それ以外の手数料
最後に気にしたいのが、それ以外の手数料です。
たとえば、住信SBIネット銀行や新生銀行は、
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのATMが24時間無料だったり、
他行宛ての振込を一定回数無料にしています。
住宅ローンの支払い利息1,000円をケチって、ATMや振込みで1,000円も2,000円も手数料を払うことになっては
勿体ないですよね。
銀行サービスそのものの手数料にも目を配ると良いと思います。