5DK 川越市内 【良き昭和を感じる物件】完結編
川越市駅から徒歩圏(13分)にある
収納たっぷりの一戸建て貸家・完結編です♪
カーポートもしっかり有って、
閑静な住宅街の中心にあるのに
駅まで徒歩圏!
しかも収納たっぷりだなんて羨ましい。。
今まで写真もたくさん載せてきたつもりですが、
まだまだお披露目していないところもありましたので
今回そちらをお見せしようと思います。
和めるお部屋の随所に
「さすがだな~」と思って感心したのは、
意匠性。
今ではシンプルになんでも
簡素化しちゃっていますが、
お家を大事する感性がこの意匠性に
繋がるのでしょうね~。
こちらは竿縁天井と言われる造りです。
通常は四角い形の角材のものなのですが、
角をとっり筒状の木材に
わざわざ桜の木の皮を貼っています。
おしゃれで凝ってますよね。
次はこちらの写真。
こたつが似合う!といった
お部屋なのですが、
よく見る普通の障子とは何が違うのでしょう。
答えは、
上半分は障子ですが、下半分はガラスになっていること。
これは雪見障子と言われる障子です。
縁側に続く障子なので、
明るさと庭の景観がまったく無くなってしまっては
勿体ない!
そういった想いが伝わってきます。
細かいところですが、
雪見障子の上の欄間も
ちゃんと障子になっているので、
採光が採れるということなんです。
考えてますね~。
お次は、
こちらの間口が広い玄関。
既存の下駄箱は玄関の上がり框と
木材の色がちゃんとお揃いで
統一感もあります。
さて、こちらの上がり框。
こちらの最近の住宅ではあまり
見られないことと思います。
上がり框というのは、玄関から腰かけるくらいに
高くなった室内の入り口。
日本が湿気の多い気候で、床が地面に近いと床下に湿気がこもりやすく、
カビたり傷みを防ぐ目的や、また大雨の際少々水浸しになっても
床に水がつかないため床を高くしているのです。
ただ、あまりに上がり框が高いと、履物の脱ぎ履きが不便だったりして不都合が生じます。
そのため、段を設けて不便さをしのいるのです。
今の住宅はとかく、バリアフリーで
段差を無くそうと住まいを作っていますが、
私の祖母が実家に居たとき、
結局、何かに座ってからでないと
靴を履いたりできませんでした。
玄関に椅子を置いてあげても
その玄関に降りるときが
危なかっしい。
でも、段を一段下がって
手摺りに捕まって上がり框に座れば
自分でも履物を履けそうだな、と感じました。
こちらのお家を見て、
今のデザインが何でもかんでも良いという
わけでもないんだなと思った次第です。
いかがでしたでしょうか。
まだまだ掲載しきれない写真はあるのですが、
一度こちらのお家の中を見てみませんか?
はりきってご案内いたしますよ!